
こんにちは、『ブログ超入門講座』のUTです。
今回は上のような悩みを解決する記事を書きました。
ブログを始めるのにどんなパソコンを買うべきか、迷いますよね。
なるべく出費は抑えたいけど、あまり性能の低いものを選ぶと後悔しそうだし・・・。
パソコンはブログアフィリエイトの大事な仕事道具です。
どんな製品を選ぶかで作業の効率が大きく変わってきます。
上手くパソコンを選べば、記事の執筆もはかどり、それが大きな稼ぎにつながっていきます。
そこで記事の前半では、ブログ制作におすすめのパソコンを厳選して4つ紹介します。
どれも最新モデルでありながら、7〜16万円程度の製品を選んでいます。
記事の後半では、スマホや中古パソコンがおすすめできない理由や、推奨スペックを詳しく解説しました。
時間のない人は前半のおすすめ4選だけを読んでいただいても構いません。
ブログにおすすめのパソコン4選
早速、ブログ執筆におすすめのパソコンを4つ紹介します。
最初の3台はWindowsノートパソコンで、1台は日本メーカー製、2台は海外メーカー製です。
最後の1台はApple製のMacBook Airです。
下の枠内のリンクをクリックすると当該製品の説明にジャンプします。
富士通LIFEBOOK WMB/J3
Lenovo ThinkBook 14 Gen 6
DELL Inspiron 14 Intel Core 5 120U
Apple MacBook Air(13インチ)M3モデル
①富士通LIFEBOOK WMB/J3

富士通LIFEBOOK WMB/J3
149,500円(税込)
OS | Windows 11 Home |
画面サイズ | 14.0 |
解像度 | WUXGA (1920×1200) |
アスペクト比 | 16:10 |
CPU | AMD Ryzen 5 7520U |
メモリ | 16GB(増設・交換不可) |
ストレージ | 256GB |
CPUベンチマーク(Passmark) | 9198 |
重量 | 1.3Kg |
付属Office | なし(アップグレードで購入可) |
発売日 | 2024年10月 |
2024年10月発売の新しいパソコンで、スペックとデザインのバランスがとてもいい製品です。
このパソコンで特に素晴らしいのがキーボード。
富士通のノートパソコン全般に言えるのですが、キーボードに一切の妥協がないんです。
ブログは文章を書く仕事ですから、キーボードはものすごく大事です。
日本語キーボードは英字キーボードよりキーの数が多い分、いくつかのキーが小さくされがちです。
よくあるのが「半角/全角キー」や「BackSpaceキー」が小さくなるパターンです。
特に海外メーカーPCの日本語キーボードは、いくつかのキーが変形したり小さくなっているんですね。
しかし、富士通のノートパソコンは「半角/全角キー」も「BackSpaceキー」も通常サイズのまま。

特に右上の「BackSpaceキー」は執筆中に何度も押すので、このキーが正常サイズだと作業効率が上がるんです。
また日本語配列ながら、キートップの印字がアルファベットのみなので見た目もかっこいい。
実際に店頭に行って触ってきましたが、文句のつけようのないキーボードでした。
一方、CPUの性能はまずまずといったところ。
AMD Ryzen 5 7520U(2.8GHz)のベンチマーク(Passmark)は 9198とやや控え目。
そのため動画編集にはやや不向きです。

値段が15万円近くすることを考えると、CPUはワンランク上のRyzen 7にしてほしかった・・・。
とは言え、ブラウザのタブを複数開いてリサーチしたり、Canvaでアイキャッチ画像を制作するぐらいなら軽々こなせます。
また、画面の縦横比が16:10なので縦表示に余裕があり、エクセルやGoogleスプレッドシートでキーワード選定する作業も捗ります。
メモリは16GBあるので必要十分です。
動画編集の予定がなく、ブログ1本で勝負する人向けのパソコンですね。
CPUの性能が控え目なので動画の編集には向かない。価格が15万円弱と高め。
キーボードのサイズ、形、押しやすさ、デザインが完璧で、文章入力に最適。

価格は他の製品より高めですが、ブログ執筆の相棒としておすすめのパソコン。
②Lenovo ThinkBook 14 Gen 6

Lenovo ThinkBook 14 Gen 6
85,492円(税込)
(メモリ16GB、ストレージ256GBの場合)
OS | Windows 11 Home |
画面サイズ | 14.0 |
解像度 | 1920 x 1200 |
アスペクト比 | 16:10 |
CPU | AMD Ryzen 5 7430U |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 256GB |
CPUベンチマーク(Passmark) | 15548 |
重量 | 1.38Kg |
付属Office | なし |
発売日 | 2023年9月22日 |
LenovoのThinkBookシリーズ14インチのGen 6(第6世代)です。
この後に出たGen 7(第7世代)もあるのですが、新しいのでまだ価格が高いんですね。
1つ前のGen 6(Ryzen 5 7430U)の方がGen 7の最安モデル(Ryzen 3 7335U)より性能がよく、価格も安いのでおすすめです。
※ベンチマーク比較(Ryzen 3 7335U 対 Ryzen 5 7430U)
https://www.topcpu.net/ja/cpu-c/amd-ryzen-3-7330u-vs-amd-ryzen-5-7430u
CPU(AMD Ryzen 5 7430U)のベンチマークは15548。
これは富士通LIFEBOOK WMB/J3(Ryzen 5 7520U)の1.7倍のスコアです。
フルHDの短尺動画なら十分処理できる性能なので、ブログからYouTubeへの横展開を考えている人にも対応可能です。
解像度は1920 x 1200で、縦横比は16:10です。
富士通のパソコンと同じく縦表示に余裕があるので、エクセルやGoogleスプレッドシートを使ったキーワード選定作業も快適にこなせます。
メモリは購入時に16GBにアップグレードしてください。
あるいは自分で安いメモリを購入し、裏蓋を開けて交換・増設することも可能です。(※ただしメーカー保証の対象外になるので注意)
いずれにしても、8GBでは足りないので16GBへのアップグレードは必須です。
一方、キーボードに関しては、「Enterキー」、「BackSpaceキー」、「¥マークキー」の形がやや変則的で、サイズも小さくなっています。
ここはブログ執筆にマイナスですね。

キーボードの形状が一部変則的でサイズも小さくなっている。
フルHDの動画編集なら可能。性能の高いCPUを使っていながら価格が10万円を切っていて、コスパがいい。

CPUの性能が高いので、YouTube編集への横展開を考えている人にはおすすめのパソコン。
③DELL Inspiron 14 Intel Core 5 120U

DELL Inspiron 14 Intel Core 5 120U
74,980円(税込)
OS | Windows 11 Home |
画面サイズ | 14.0 |
解像度 | 1920 x 1200 |
アスペクト比 | 16:10 |
CPU | Intel Core 5 120U |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB |
CPUベンチマーク(Passmark) | 16611 |
重量 | 1.56Kg |
付属Office | なし |
発売日 | 2024年2月27日 |
Inspiron 14シリーズはDELLのスタンダードモデルとして人気があります。
このシリーズは、CPUをAMD、インテル、Snapdragonの3つの中から選ぶことができます。
Snapdragon X Plusは、マイクロソフトの「Copilot+PC」の基準を満たすモデルで、性能はとても高いです。
しかし、これを選ぶと値段が15万円近くに上がります。
また、Snapdragon X Plusでは使えないアプリもあるので、今回は候補から外します。
残る2つのうち、AMDではなくCore 5 120Uを選ぶべき理由は、
1、キーボードがバックライト付きになる
2、ボディがメタルシャーシになる
からです。
AMDのRyzenを選ぶと、なぜかキーボードが「バックライトなし」になってしまうんですよね。
安いモデルゆえの妥協だと思うのですが、これは明らかにマイナスです。
せっかくのノートパソコン。
外に持ち出して使いたいですよね?
でも、カフェやホテルの部屋って案外暗いところもあります。
そういう時に、キーボードのバックライトがないと手元が暗くてタイプできません。
好きな場所で仕事をできるのがブログアフィリエイトの魅力。
だから、どんな環境でも執筆ができるように、バックライトキーボード付きを選んでおきましょう。
また、AMD Ryzenモデルだとボディがプラスチック製になってしまい、安っぽくなります。
メタルシャーシの方が高級感があって傷もつきにくく、放熱にも有利です。
Intel Core 5 120UのPassmarkベンチマークは16611と十分。
フルHDのそれほど長くない動画なら編集可能なので、ブログからYouTubeへの横展開もOK。
画面サイズは14インチ、解像度が1920 x 1200、縦横比が16:10である点は先ほどの富士通やLenovoと同じ。
縦の表示が旧来のパソコン(フルHD 16:9)より広いので、エクセルやGoogleスプレッドシートを使ったキーワード選定作業も快適です。
キーボードの形状とサイズは、Backspaceキーと¥キーがくっつく変則的な並びで、サイズもやや小さくなっています。
ここはブログの執筆作業にマイナスです。
海外メーカーの安いPCの宿命として妥協するしかありません。

DELLのパソコンは他の海外メーカーに比べても一段安いです。
なので、初期費用をぐっと抑えてブログを始めたい人におすすめします。
キーボードの並びが一部変則的でサイズもやや小さくなっている。重量が1.56Kgとやや重め。
価格が7万円台と他のメーカーより安いのに性能とデザインが良く、コスパがいい。

DELLのノートパソコンはとにかく安い。なのに、性能やデザインのレベルは他社製と同じ。コスパ重視ならDELLのPCです。
④Apple MacBook Air(13インチ)M3モデル

Apple MacBook Air 13インチ(M3モデル)
164,800円(税込)
OS | macOS |
画面サイズ | 13.6 |
解像度 | 2560 x 1664 |
アスペクト比 | 16:10 |
CPU | M3 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 256GB |
CPUベンチマーク(Passmark) | 18951 |
重量 | 1.24Kg |
付属Office | なし |
発売日 | 2024年3月8日 |
上記3台はどれもWindowsのノートパソコンでしたが、最後にMacを紹介します。
もし予算に余裕があるなら、思い切ってMacBook Airを買ってください。
現在地上に存在するノートパソコンの中でこれが最強です。
2020年にCPUがIntel製から自社製のMシリーズになって、Macの性能は爆上がりしました。
M3は第3世代のCPUで、長尺の4K動画も楽々と編集できるほどの性能を持っています。
ですのでブログ執筆だけではなく、動画編集やYouTubeで稼ぐことも考えているならMacBook Airが一番です。
もちろんmacOSの使いやすさ、デザインの良さなども群を抜いています。
「持つ喜び」を感じることができるのはMacBook Airだけかもしれません。
アフィリエイトブロガーにとってパソコンは仕事の相棒ですから、持っていてテンションが上がるって大事なことなんです。
キーボードのサイズや配列も完璧。
小さかったり並びが変則的だったりするキーは1つもありません。
見てください、この美しいキーボードを!(笑)

メリットはまだありますよ。
MacBookはバッテリーの持ちがWindowsマシンより優れていて、18時間も持ちます。
これはカフェで6時間、家で3時間の作業を2日連続でこなせる計算。
これほどバッテリーが長持ちするノートパソコンは他にありません。
Mチップの省電力性能が高いからなんですね。
画面の解像度や輝度(明るさ)もレベルが違います。
解像度は2560 x 1664なので表示がとても滑らか。
画面の輝度(明るさ)も500nitと破格。
先ほど紹介した格安のノートパソコンだと大体250〜300nitぐらいなので、倍近く明るいことになります。
MacBook Airのデメリットをどうしても挙げるとしたら、価格が16万4,800円とやや高いこと。
ただ、2024年11月にメモリが8GBから16GBにアップグレードされたのに、値段は据え置きとなりました。
要するに事実上の値下げが行われたわけです。
それを考えると、今が超お買い得のノートパソコンなんですね。
また、Amazonだと定価より少し安く買えることも覚えておいてください。
なお、次期モデルのM4 MacBook Air発売は2025年夏頃で、まだ先です。
それまで待っていたらブログで稼ぐチャンスも逃げていきます。
ここはM4を待たずにM3(M2、M1でも可)を買ってください。
定価が164,800円とやや高め。ただしAmazonで買うと少し安くなる。
CPUの性能、キーボードの配列、画面の明るさと表示の滑らかさ、OSの使いやすさ、デザインなど、どれをとっても非の打ち所のないノートパソコン。買って損なし!

予算に余裕があり、15万円以上を出せるのならぜひ買ってください。最近はブロガーもMacユーザーの方が多いぐらいですよ!
スマホでは稼げない!パソコンはブログの必須アイテム

ブログアフィリエイトで行う作業は文章の執筆だけではありません。
実はその前段階であるキーワード選定や競合リサーチの方がずっと重要なんです。
これらの作業はスマホよりパソコンの方が断然有利です。
競合リサーチにはパソコンが必須
Google検索の上位表示を目指す上で競合リサーチは欠かせません。
記事を書く前に、自分が狙うキーワードで上位表示されている競合記事をよく調べる必要があるんですね。
その際、パソコンの方が圧倒的に有利なんです。
例えば、ラッコキーワードやUbersuggestのような分析ツールは表示する項目が多彩なので、スマホの狭い画面だと作業効率が落ちます。
競合記事のHTMLを調べる際も、パソコンのブラウザなら右クリックで「ページのソースを表示」を選択すれば一発ですが、スマホだとコマンドを打つ必要があってかなり面倒。
これらの作業はブラウザのタブをいくつも開いて行うのが普通で、スマホではほぼ無理だと考えてください。
さらに、パソコンならブラウザの拡張機能を利用して、競合サイトの調査に必要なツールを簡単に呼び出すことができます。
例えば、競合サイトがどんな色を使っているかを調べる際にColor Pickerというツールを使うのですが、ブラウザの拡張機能を使えば簡単にできます。
逆にスマホでは無理です。
スマホでできる作業は文章の簡単な装飾や修正のみ
では、スマホでもできるブログの作業って何でしょうか?
私がスマホで行っているのは文章の簡単な修正と装飾ですね。
書き上げた記事をベッドの中でスマホで読み直し、誤字脱字を修正したりします。
また、重要な箇所を太文字にしたりアンダーラインを引くといったこともスマホでよくやります。
このようなちょっとした作業ならスマホでも可能です。
見え方のチェックにはスマホが絶対必要
ただ誤解してほしくないのは、ブログ制作にスマホが不要だと言っているわけではないということ。
むしろ逆で、完成した記事の見え方をチェックするにはスマホが絶対必要です。
現在、ネットユーザーのほとんどがスマホで記事を読むので、自分の文章がスマホでどのように見えるかというチェックは欠かせません。
ですので、キーワード選定、競合リサーチ、本文執筆はパソコンで、見え方のチェックはスマホで行うと覚えておきましょう。
ブログ執筆は安いパソコンでOK

結論から言うと、ブログアフィリエイトに高価なパソコンは不要です。
10万円以下の安いノートパソコンでも十分対応できます。
キーワード選定や競合リサーチ、記事本文の執筆、Canvaを使ったアイキャッチ画像の制作、Wordpressの操作など、ブログアフィリエイトに必要な作業はどれも安いパソコンで可能です。
画像制作に高性能なパソコンが必要だったのは昔の話で、今はCanvaという無料のオンラインツールで簡単に凝った画像を作ることができます。
このツールはクラウド上で画像を作るので、自分のパソコンが高スペックである必要は全くないんですね。
同様に、AIで文章を書く場合も生成はクラウド上で行うので、高いパソコンを買う必要はありません。
このようにブログアフィリエイトは安いパソコンが1台あればすぐに始めることができます。
予算を抑えたい人には上で紹介した10万円以下のパソコンをおすすめします。
ブログ制作にはデスクトップよりノートパソコンがおすすめ

ブログの執筆にはデスクトップよりもノートパソコンがおすすめです。
ノートパソコンの最大のメリットは、どこでも作業ができるという点です。
アフィリエイトブロガーの仕事の魅力は場所に縛られないということ。
しかし、それもノートパソコンという道具があってこそ。
デスクトップのパソコンだと家かオフィスでしか作業できません。
ノートパソコンならカフェや図書館、旅行先など、好きな場所で作業が可能です。
さらにバッテリーを内蔵しているので、電源がない場所でも使えます。
記事のアイデアが浮かんだらその場ですぐ作業にとりかかる。
これを心がけるだけで記事の量産スピードも早くなります。
これがデスクトップだと一旦スマホでメモを取り、家に帰ってから作業をすることになるので間延びしやすいんですね。
それと、ノートパソコンにはWebカメラ、スピーカー、マイクが内蔵されている点も大きいです。
私はブログの知識をアップデートするためにオンラインセミナーによく参加するのですが、ノートパソコンだとカメラやマイクを接続しなくていいので楽なんですよね。
このようにいいことづくめのノートパソコンですが、デメリットがあるとすれば、デスクトップより性能が低めだという点でしょうか。
しかし、昔ほどの性能差はなくなってきていることも確かです。
特にAppleのMacはデスクトップとノートブックに使われているCPUがどれも同じMチップなので、両者に性能差は全くありません。
以上の理由からノートパソコンを強くおすすめします。
今流行りのAIパソコンはブログに不要!

ブログアフィリエイトを始めるのに、今流行りの高価なAIパソコンは不要です。
Microsoft社が認めるCPU(またはSoC)とNPU(AI処理に特化したプロセッサーで1秒当たり40兆回以上の推論処理が可能なもの)を搭載するPC。Windowsマシンでは「CoPilot+PC」と呼ばれる。
AIパソコンは機械学習やデータ解析などの高度なタスクを効率的に処理することができ、画像生成でも力を発揮するとされています。
これは確かなのですが、ではこういったパワーがブログ制作に必要かというと、全く不要です。
ブログ記事の制作に必要な作業は、キーワード選定、競合調査、本文の執筆、Canvaを使った画像制作、Wordpressへの入稿などです。
これらの作業は高価なAIパソコンでなくても十分可能です。
AIパソコン(CoPilot+PC)はブログアフィリエイトの作業にはオーバースペックなんですね。

でも、アイキャッチの画像制作では力を発揮するんじゃないの?
ブログで使う画像はCanvaという無料オンラインツールで作るのが一般的です。
さっき述べたように、このツールはクラウド上で動くので、自分のパソコンが高性能である必要は全くないんですね。

そうなんだ。じゃ、記事の執筆は?最近は文章をAIで作ることが多いよね? さすがにAIパソコンの方がいいのでは?
これも先ほど述べたように、AIによる文章生成は全てクラウド上で行うので、自分のパソコンの性能は関係ないんです。
ChatGPTもCoPilotもGoogleのGeminiも全部クラウド上で文章を生成します。
他のAIサービスも全て同じです。
だから、「AIで記事を書くならAIパソコンじゃないと無理なんじゃないか」と早とちりしないようにしてください。
AIパソコン(CoPilot+PC)の相場は20万円前後と高価で、ブログ制作用のパソコンとしてはかなりコスパが悪いんですね。
ちなみにMacだとMシリーズの全機種にNPU(AI専用チップ)が搭載されているので、現行のMacは全てAIパソコンということになります。
最新のMacBook Air(M3)の13インチモデルは164,800円(税込)ですから、WindowsのAIパソコン(CoPilot+PC)よりお得ですよね。

購入費用を抑えつつ高性能なAIパソコンが欲しければ、Macを買えということか!

そういうことです。
中古パソコンがブログにおすすめできない理由

結論を言うと中古パソコンはおすすめできません。
格安でもいいので、新しいパソコンを買ってください。
中古パソコンのデメリットは主に次の3つです。
OSとブラウザの更新不可
中古パソコンの場合、製造から4〜5年経っていることが多いため、購入してすぐにOSのアップデートができなくなるケースもあります。
OSの更新でがきなくなるとWebブラウザも更新できなくなるのですが、この影響が大きいんです。
最近は生成AIで記事のリサーチをしたり本文の叩き台を書くことが多いのですが、この時、AIはブラウザで使うことがほとんどです。
しかし、ブラウザのアップデートができなくなると、生成AIの最新機能も使えなくなります。
例えばCoPilot(生成AIサービス)はMicrosoft Edgeというブラウザで使うのですが、Windowsを更新できなくなるとEdgeが更新できなくなり、そうなるとCoPilotの最新機能も使えなくなります。
結果としてAIを使ったリサーチや本文執筆に悪影響が出て、作業効率が大幅に低下します。
競合サイトは当然最新のAIをフルに使ってきますから、ここで差がついてしまうわけです。
バッテリーの劣化
中古パソコンは既に何年も使われているので、バッテリーが劣化していることがほとんどです。
中にはバッテリーが1時間程度で切れてしまうものもあり、そうなると外出先で落ち着いて作業することもできません。
これだとアフィリエイトブロガーの「どこでも働ける」という最大の魅力も失われます。
バッテリーを自分で買って交換するという手もありますが、純正品以外のものを使うと発火することもあるのでおすすめできません。
コストパフォーマンスの低さ
中古パソコンはamazonで2〜5万円程度で入手できます。
この価格だけを見ると「安い!」と思ってしまうかもしれません。
しかし、使われているCPUやメモリの規格が古く、OSの更新寿命も短いことを考えると、実は中古パソコンのコストパフォーマンスって低いんです。
新品の格安パソコンは大体5〜10万円ですが、最新のハードウェアとOSを搭載しているので4〜5年は安定的に使えます。
中古パソコンは見た目ほどお買い得ではないということです。

格安パソコンでいいので新品を買っておきましょう!
ブログ用パソコンのおすすめスペック

最後にブログ制作用パソコンの推奨スペックを挙げておきます。
画面
画面でチェックすべきポイントは、①大きさ、②解像度、③輝度(明るさ)の3点です。
大きさ
大きさは13〜14インチがおすすめです。
これより小さいと狭すぎて見にくくなります。
逆にこれより広いと見やすくはなるのですが、設置面積(フットプリント)も大きくなり、場所を取ることになります。
カフェのテーブルは案外狭かったりするので、15インチ以上のノートパソコンだと大きくて置き場所に困るんですよね。
持ち運びのしやすさ、かばんへの収納のしやすさを考えても、13〜14インチがベストです。
解像度
1980×1200ピクセルをおすすめします。
少し前まで1980×1080ピクセルのフルHDが主流でしたが、今は1980×1200ピクセルに置き換わっています。
横は1980ピクセルのままですが、縦の表示が120ピクセル増えて、より広く表示できるようになったんですね。
このことにより、エクセルやGoogleスプレッドシートを使ったキーワード選定作業がしやすくなりました。
たった120ピクセルの差でも見やすさがかなり変わるんです。
なお、今でもフルHDのノートパソコンが安く売られていますが、値段につられてそちらを買わないでください。
輝度(明るさ)
輝度(明るさ)は400nit以上が理想です。
MacBook Air(M3)13インチモデルなら500nitあるので、とても明るく快適です。
一方、海外メーカーの格安Windowsマシンになると250〜300nitであることが多く、やや暗い印象を持つかもしれません。
気になる人は量販店で実機を見てから買いましょう。
ビックカメラやヨドバシカメラの店舗なら、LenovoやDELLのノートパソコンも置いているので、画面がどの程度の明るさか確認できます。
キーボード
アフィリエイトブログでは記事を量産する必要があり、当然文章の執筆量も多くなります。
そのため質のいいキーボードを備えていることが大事です。
冒頭でも説明しましたが、海外メーカーの格安パソコンだとキーの配列や大きさが一部変則的になっており、マイナスポイントになります。
完璧な日本語キーボードを望むのであれば、富士通LIFEBOOK WMB/J3かMacBook Airを選んでください。
また、バックライトが付いているかも必ずご確認を。
バックライト付きじゃないと、暗いカフェなどでの作業に支障が出ます。
CPU
CPUを見る際は、いつ発売されたモデルなのかを見てください。
その際、できるだけ2年前までに発売されたものを選びましょう。
発売から2年以内であれば、まだ現行モデルとそれほど性能差がついていないはずです。
それでいて値段は下がっているので、コスパがいいと言えます。
Intelであれば第13世代 (Raptor Lake)以降のCPUを、AMDであればRyzen7000シリーズ(第4世代 Zen4)のCPUを選んでおけば、長く使うことができます。
なお、MacBook Airに関しては2020年に発売されたM1モデルでも十分性能が高いので、動画編集も含めて万能マシンとして活躍してくれますよ。
メモリ
Windowsマシンなら最低でも16GB以上にしてください。
8GBしか搭載していないモデルを選ぶ時は、必ず16GBにアップグレードしてください。
もしメモリの増設が可能なモデルであれば、自分で安くメモリを買って交換するという手もあります。
いずれにしても8GBだとスムーズに使えないのでご注意を。
一方、Macに関しては、実は8GBでも十分実用に足ります。
なぜWindowsとMacでこのような差が出るのか?
Macのチップ(Mシリーズ)はCPUとメモリが統合されているので効率的にメモリを管理できます。
そのため、8GBでも実用に足る使い方ができるんですね。
とは言え、Macも2024年11月発売のモデルからベースラインのメモリが16GBになったので、今後8GBのモデルを買うことはなくなるでしょう。
WindowsもMacもメモリは16GB以上が原則と覚えておきましょう。
ストレージ
最低でも256GB以上のSSDを選んでください。
それ以下の容量だとOSだけでかなりの部分を使ってしまい、ファイルの保存領域が少なくなります。
SSDは容量の限界近くまで使うとパフォーマンスが落ちます。
最低でも20〜30%は空の領域として残しておく必要があるんですね。
ただ、1TB以上のSSDは必要ありません。
外付けのSSDで1TBのものなら1万5,000円前後で買えます。
ストレージの容量はいくらあっても足りないので、あまり内蔵SSDの容量を増やすことにこだわらず、外付けSSDを買い足していくことでカバーした方がいいでしょう。
ブログにおすすめのパソコン まとめ
最後に記事の内容をまとめます。
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